クラス(Class)はオブジェクト指向プログラミングの中心となる要素である。クラスにはメンバー変数とメソッドを格納できる。
メンバー変数にはデータを入れることができ、メソッドは処理を記述したものを入れる
データと処理が一つになっているのがポイント。
Module Module1
Sub Main()
Dim c As New Class1()
c.S = "こんにちは"
c.output()
End Sub
End Module
Class Class1
Public S As String
Public Sub Output()
console.WriteLine(S)
End Sub
End Class
Class1がClass1クラスで、文字列型のメソッド変数S、Outputメソッドである。
起動時に呼び出されるMainプロシジャでは
Dim c As New Class1()
でClass1クラスのインスタンスを作り、それを「c」という名前で参照できるようにしている。
ここは、
Dim c As Class1 = New Class1()
と書くこともできる。
c.sでcのsに「こんにちは」を代入している。cのOutputメソッドを呼び出すと「こんにちは」が出力される。
クラスは「インスタンス化」してから使うのが基本である。インスタンスは日本語では「実体」。インスタンスを「オブジェクト」と呼ぶこともある。
クラスのメンバーには、アクセス修飾子を用いることができる。赤文字のPublicが、Publicはクラスの外部からこのメンバーへのアクセスを許可する。「Private」と指定すると、外部からアクセスできなくなる。
一つのクラスから複数のインスタンスを生成できる。
Sub Main()
Dim c As New Class1()
c.S = "こんにちは"
c.Output()
Dim d As New Class1()
d.S = "こんばんは"
d.Output()
End Sub
Class1クラスのインスタンスを二つ生成し、それぞれを「c」「d」という名前で参照している。
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