2011年9月15日木曜日

→→→クラス

クラス(Class)はオブジェクト指向プログラミングの中心となる要素である。クラスにはメンバー変数とメソッドを格納できる。
メンバー変数にはデータを入れることができ、メソッドは処理を記述したものを入れる
データと処理が一つになっているのがポイント。

Module Module1
 Sub Main()
   Dim c As New Class1()
   c.S = "こんにちは"
   c.output()
 End Sub
End Module

Class Class1
    Public  S  As String

    Public Sub Output()
        console.WriteLine(S)
    End Sub
End Class

Class1がClass1クラスで、文字列型のメソッド変数S、Outputメソッドである。

起動時に呼び出されるMainプロシジャでは
Dim c As New Class1()
でClass1クラスのインスタンスを作り、それを「c」という名前で参照できるようにしている。
ここは、
Dim c As Class1 = New Class1()
と書くこともできる。

c.sでcのsに「こんにちは」を代入している。cのOutputメソッドを呼び出すと「こんにちは」が出力される。
クラスは「インスタンス化」してから使うのが基本である。インスタンスは日本語では「実体」。インスタンスを「オブジェクト」と呼ぶこともある。

クラスのメンバーには、アクセス修飾子を用いることができる。赤文字のPublicが、Publicはクラスの外部からこのメンバーへのアクセスを許可する。「Private」と指定すると、外部からアクセスできなくなる。

一つのクラスから複数のインスタンスを生成できる。
Sub Main()
  Dim c As New Class1()
  c.S = "こんにちは"
  c.Output()


  Dim d As New Class1()
  d.S = "こんばんは"
  d.Output()
End Sub
Class1クラスのインスタンスを二つ生成し、それぞれを「c」「d」という名前で参照している。



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