2011年6月21日火曜日

→→→Internet Explorer 9の力(1)

HTML5 対応 
ローカルDBが使える


IE9はHTML5に対応しているがFirefoxやChromeと比べて機能が少ない

  1. 文章構造を記述(article要素やsection要素)
  2. canvas(JavaScriptで図を描画)
  3. SVG(SVG画像を描画)
  4. audio/video(オーディオ/ビデオ機能)
  5. Webストレージ(ブラウザー側で動作するシンプルなKVS)
  6. Indexed Database(ブラウザー側で動作する高機能なKVS。トランザクション機能やデータ検索)
  7. Webワーカー(JavaScriptをマルチスレッドで動作させ重い処理をバックグウンドで実行させる)
  8. オフラインWebアプリケーション(HTML,JavaScript,CSSなどをキャッシュしてオフラインでも利用できる)
  9. File API(ローカルファイルを読み書きする)
  10. WebSocket(ブラウザーとWebサーバー間の双方向通信)
  11. Server-Sent Events(Webサーバー側からクライアントに向けてDOMイベントを通知する)
  12. 入力フォームの強化(フォームのバリデーション機能や新しいコントロールなど)

1~5まではIE9は対応するが6以降は対応していない(2011.6現在)


5. Webストレージは、キーと値のペアでデータを読み書きするシンプルなKVS(Key-Value Store)

Webストレージには、ブラウザーの
ウィンドーが開いている間だけデータが保持される「sessionStorage」と、
ウィンドウを閉じたあともデータが保持される「localStorage」の2種類がある。

Webストレージを使えばユーザーデータをPC側に保持できる。データサイズは10Mバイト。

IE9は、データをローカルファイルに書き出すHTML5の機能である「File API」を備えていないため、
Webストレージ上のデータをPC側でバックアップする手段がない。
バックアップはサーバー側で行い、サーバー側のDBとWebストレージ上のデータを
常に同期させるような使い方になる。
また、localStorageは、ブラウザーでCookieを削除する操作をすると消えてしまう。

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